淺井裕介、BEKA、トヨダヒトシ

6月13日(金)は忙しかった。すべてたのしいことばかりだけど。
まず朝8時に東横線の大倉山へ。新羽小学校で淺井君のワークショップのお手伝い。たのしいけど疲れた。小学生パワーにたじたじです。淺井君は小学生にもテキパキと対応。すごい。そして、本当に久しぶりに給食を食べました。
午後のワークショップはちょっとだけ。僕はみんなより一足先に小学校を出た。
16時20分から秋葉原でデザインアート史の授業を受け、終了後同級生のコーヨー君と駆け足に近い早歩きで地下鉄の駅に移動。
茅場町にあるGALLERY MAKIにBEKAの「書物の形態学」を見に行く。
BEKAは本をつくる3人組。昨年のサンドラールのイベントで知ったが、実際には僕はそのイベントには行けなかったし、後で問い合わせてみたけど本も売り切れなので購入することができなかった。というわけで気になっていたBEKAの展示。見逃すわけにはいきません。でも最終日。すぐ後には別のところに行かなくてはならない。まったく落ち着いて見ることができませんでした。にもかかわらず丁寧な応対をしてくれたBEKAさん、ありがとう!展示してあった写真は正直おちついて見れなかったです。ごめんなさい。でも、彼女たちが作った本がすばらしいのはよくわかった。内容はキューバへの旅の記録写真を本にしたものですが、「書物の形態学」というタイトルにあるように、彼女たちのキューバ体験が形態になっているところがすごい。記憶の結晶化です。
わずか15分ほどの滞在でBEKAのみなさんにさよならをして、今度は四谷三丁目に。旧四谷第四小学校校庭でトヨダヒトシのスライドショー。写真とは本質的に日記なのかもしれない。撮った瞬間から遠ざかっていく。見返せば(読み返せば)それははるか遠くのできごと。遠くにあって、でも切り離せない。その関係の痛み。トヨダさん、いい活動しています。これからも注目していきたいです。
スライドショーの会場でワールドシネマ研究会の2人と遭遇。友人のKさんも来ていた。上映終了後、みんなでちょっと飲みに行く。久しぶりの荒木町になんだか感激。そしてKさんがだいぶ前に係わっていた「アメリカン・ブック・ジャム」という雑誌をくれた。なんとアメリカン・ブック・ジャムのその号に、僕が学生時代に仲間と作っていた同人誌が紹介されている!見開き2ページ。おお、すっかり忘れてました。こんなこともあったっけ。うむむ…。