9月27日(土)<映像の地下水脈#8> 三角みづ紀の新作が上映されます!

映像作家かわなかのぶひろさんが企画している上映会<映像の地下水脈>も8回目です。
明日9月27日は、詩人としてもよく知られている三角みづ紀さんの新作が上映されます。三角さんは詩だけではなく映像も優れた作品をつくっています。表現として圧倒的に強い。今回は、他に平岡香純さんという方(この人の作品は未見ですが、かわなかセレクトだから期待できます)の作品と、かわなかさんの新旧2作品の上映です。
昼、夜の2回興行なので都合もつけやすい。高円寺という場所もいいです。

以下、かわなかさんの「かわごちコラム日記編」から情報を転載します。

<映像の地下水脈#8>のご案内。
◎9月27日(土)昼の回/14時開場・15時スタート
夜の回/18時開場・19時スタートもよろしく…。

この上映会は、毎回ゲストに若い世代の映像作品を招いております。今月のゲストは第三詩集「錯覚しなければ」を上梓したばかりの詩人・三角みづ紀の新作と、現在、7年がかりで長編を制作中のミュージシャン・平岡香純が<調布ショートフィルムコンペティション>でグランプリを獲得したユニークな短編です。
三角みづ紀は最初の詩集「オウバアキル」が、現代詩手帖賞中原中也賞を受賞。第二詩集「カナシヤル」が歴程新鋭賞/南日本文学賞を受賞し、詩人としての活躍は知られているけれど、大学時代に卒業制作として手がけた映像作品『東京心中』は、東京造形大学の造形賞を獲得、映像作家としても注目すべき存在です。

関西の新鋭・平岡香純は、同志社大学在学中より8mmで作品を手がける一方、ミュージック・シーンでは、あふりらんぽ ピカチュウ率いる子宮ノイズバンド「モンモン★トゥナイト」のピアノとポールダンスを担当。サイケデリックバンド「どぶろく兄弟」ではポールダンサーとして活躍中…。
関東と関西、ふたつのユニークな才能が、当日は来場してトークを行ないます。
★ゲスト作品★
窓際の白い花が--一刻もはやく枯れますように!/三角みづ紀/DV/15min/2008
あの白い花がわたしを侵害するとしてもわたしはべっこう飴について語り続けなければならない

落書き色町/平岡香純/DV/30min
今も残っている数少ない色町の中のひとつ「落書き色町」では、傍若無人な娼婦たちが夜毎、男たちを賑わせている。

★上映作品★
私小説4/かわなかのぶひろ/8mm→16mm→DV/20min/1990
一年一作のペースでつくり続けたこのシリーズは、日々撮り続けた映像日記から「映像のことば」を探る試み
★新作★
(タイトル未定)/かわなかのぶひろ/DV/(上映時間未定)
◎会費:1000円+ワン・オーダー
◎会場:前衛派珈琲処 Maching Mole
杉並区高円寺南3−45−1 永和ビル3F
高円寺南口を出て、右前方の「pal商店街」をアーケードが尽きるまで直進、約250m。「高円寺ルック」のアーチ右手「大石書店」先クスリ屋の路地を右折すぐ。高円寺南三郵便局の向かい。
◎電話予約:03−5378−1517 (16時以降)
◎メール予約:taira@softs.org 予約特典あり

次回<映像の地下水脈>は11月の最終土曜日29日、ゲストに調布短編映画祭で凖グランプリを獲得した小林凡早水の『篭り歌』ほかを予定しております。どうかご期待ください。