Fringe Frenzy創刊号が完成!

創刊準備号が出てから半年近く経ってしまいました。すべては僕の怠惰のせい。他にいろいろやっていたからというのもあるけど要領が悪すぎました。メンタルの切り替えができないのが僕の弱点。原稿をいただいていた執筆者の方、取材に応じてくれた向殿先生、そして読者のみなさまにお詫びいたします。ごめんなさい。
おかげさまで充実した内容になりました。そして、準備号にひきつづき文字が小さいです。うーん、今は両面印刷しているけど、片面でいいから刊行ペースを早めてその代わり文字を大きくするとか、工夫したい。もっとジャーナル的なものにしたいです。試行錯誤しないと。きっと、これからスタイルが変わることもあると思いますが、そんなふうに変わることも試行(そして思考、指向、嗜好、志向)の轍です。よろしくお願いします。
僕は明治大学理工学部の向殿先生にインタビューをしました。向殿先生はステキです。僕のバカな質問にも丁寧に答えていただきました。ありきたりの常套句になってしまうけど、視野の広さと研究に対する深い情熱に感銘を受けました。説得力があります。その説得力には理系も文系もない。研究領域を超えて、世界を知覚し、自分がそこで何をするかを真剣に考えて実践している人。当り前だけど、本気で自分の動機を掘り下げて行動している人って、強いし、信用できます。
さらに、管啓次郎先生とパコ(フランシスコ・ガルシア)のレギュラー陣の原稿に加え、新井一二三さんの秀逸なエッセイと山田緑さんの不思議なまんがが掲載されています。
今のところは、どこかにおいているということはなくて、お会いした人にお渡しする形での流通になっています。お気軽にお声かけください。
すでに2号の原稿も集まっています。今度は早めに出します。というわけで、Fringe Frenzyをよろしくお願いします。