「映像作家徹底研究6 伊藤隆介+大友良英」 7月13日(日) スーパーデラックス(六本木)

いろんな締切が重なっているので、一週間くらいブログを休むかもしれません。でも、時間ができたらささっと書きこみます。我ながらいいかげんですねー。ま、未来のことはわからないということです。
でもこれだけは告知しないと。

7月13日(日)に六本木のスーパーデラックスで「映像作家徹底研究6 伊藤隆介+大友良英」が行われます。これは必見です。
研究といっても研究会とかそういうのじゃなくて、見ることが研究、つまりライブです。いろいろいいたいことはたくさんあるけど、書いている時間がない。ともかく見てください。伊藤さんはすごい作家です。大友さんとやるってのがたのしみですね。生西さんが企画しているので、おもしろい組み合わせにしてきます。さすがです。
http://www.super-deluxe.com/2008/7/13/filmmaker039s-workshop-6/

この日は、青山一丁目のCAFE246でも16時から写真家の北島敬三さんと倉石信乃先生と管啓次郎先生のトークセッションというハッピーなイベントがあるので、青山一丁目と六本木をハシゴしましょう。都営大江戸線ができて青山一丁目と六本木はアクセスがよくなりました。大江戸線開通して数年たちますが、2008年7月13日、大江戸線の真価が最も発揮される日が近づいています。バンザーイ!(冗談ではないのだよ)本当にバンザイです!

では、以下イベントの詳細です。

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「映像作家徹底研究6 伊藤隆介+大友良英
開場 ... 19:00
開演 ... 19:00
料金 ... 前売り3000円 / 当日3500円 (プラスDRINK)
会場 ... スーパー・デラックス 106-0031東京都 港区 西麻布3.1.25 B1F
T: 03.5412.0515 F: 03.5412.0516

伊藤隆介の代表作である「版」シリーズは様々なフォーマットの使用済みフィルムでコラージュしたスクラップ・アートである。コマ単位で微細な編集を施されたフィルムが轟音とともに高速でカットアップされ、視聴者の感覚を突き抜ける。今回の上映ライブでは大友良英(ギター/ターンテーブルなど)が演奏で加わり、イメージを更に撹乱/加速させてゆく。宇宙からのコントロールを振り切る世界最速のカットアップイメージを体験せよ!!
出演: 伊藤隆介 (映像)、大友良英 (音楽)

出演者情報:
伊藤隆
http://www.ne.jp/asahi/r/ito/indexjpn.html
1963年北海道生まれ。東京造形大学にて映像作家かわなかのぶひろ氏に師事、実験映画の制作を開始。その後渡米、シカゴ美術館付属大学大学院にて映画技術と現代美術を学ぶ。フィルムとしての映画の物質性テーマとした映像版画作品を「Plate(版)」シリーズで知られ、世界で最も「ローテクな映像制作」の作家の一人として、「イメージフォーラム・フェスティバル」、「Media City」(カナダ)などの映像祭に多数招待されている。近年は美術作家として、映像の虚構性や映画史を題材としたインスタレーション作品も発表。主な展覧会に、「SCAN - DO - SCAN2007」(札幌宮の森美術館)、「第3回福岡アジア美術トリエンナーレ」(福岡アジア美術館)、「Interaction(相互作用)」(ドイツ、エルンスト・バルラッハ美術館)など。また、80年代より「村雨ケンジ」名義で「モデルグラフィックス」誌などを中心に発表したサブカルチャー評論でも知られる。特に98年の村上隆論「無意識の『典型』、演じる『典型』」は、村上本人の「新しいアートの扉を開け放つこととなった」と絶賛されている。

大友良英
http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/
1959年生まれ。ターンテーブル奏者 / ギタリスト / 作曲家として、日本はもとより世界各地でのコンサートやレコーディング等、常にインディペンデントなスタンスで活動し、多くのアーティストとコラボレーションを行っている。また、映画音楽家としても、中国 / 香港映画を中心に数多くのサウンドトラックを手がけ、ベルリンをはじめとした多くの映画祭で受賞、高い評価を得ている。近年はポスト・サンプリング指向を強め、「Ground-Zero」のプロジェクトに代表されるようなノイズやカット・アップ等を多用した大音量の作品から、音響の発生そのものに焦点をあてたスポンティニアスな作品へと、ドラスティックに作風を変化させている。Sachiko Mと結成した電子音響系プロジェクト「Filament」で徹底した脱メモリー音楽を指向する一方で、伝統楽器とエレクトロニクスによるアンサンブル「Cathode」や、60年代のジャズを今日的な視点でよみがえらせる「大友良英 New Jazz Quintet」等をスタート。他にも邦楽器の為の作品の作曲、多方面でのリミックス、プロデュース・ワーク等、多忙を極める。

企画 生西康典
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