宮田篤君と再会!(取手アートプロジェクト2008)

11月1日(土)取手アートプロジェクト2008の初日、お手伝いしてきました。たのしい現場。本当はどっぷりスタッフやりたいけど、そうもいかないのがくわしい。みかんぐみが作ったカフェがすごくステキです。一日いるとけっこう疲れるんだけど、会場の井野団地に住むおばちゃんがシチューを差し入れしてくれて、やっぱりこういうのがいいね、と思ってしまう。やっぱり美術館でおこることに興味がなくなっているのは、しかたないかも。
創造は美術館で生まれるわけではない。あらゆるところから生まれる。街中からも生まれてきた(もちろん自然の中からも生まれてきた)。街から生まれる創造が、美術館・博物館にアーカイブされるのはいいんですよ。でも、はじめから美術館に保管されるためにものを作るようになるって、どうなんでしょう。ま、いいか、この話は。
とにかく人手不足だけどスタッフもがんばっています。あちこちで問題が発生しても、それをなんとかしようとする動きそのものがおもしろい。
宮田篤君(http://ochakann.exblog.jp/)とも再会!東京駅八重洲口のトイレで偶然会って以来。あのときは、ふたりとも高速バスに乗る前だった。宮田君は名古屋、僕は大阪。偶然とあまりにあんまりな場所に驚き、宮田君がリキテックスビエンナーレで奨励賞をもらったのを知っていたので、「ひ、久しぶり。お、おめでとうございます」という不思議な挨拶をしたのは、つい最近のようなずいぶん前のような…。うーむ、宮田君の絵、ますますいい感じ。宮田君の絵がすばらしいのは線。絵心だよね。宮田君とむっき(TAPのアイドル)といっしょにシチューを食べて、ハッピーな一日でした。
帰りの電車でみかんぐみの曽我部さんといっしょになった。共通の知人はけっこういるのだけどお話しするのは初めて。井野団地に作ったカフェはプロジェクトが終わっても、使えるような仕様になっているらしい。イベントで、会期が終わったらなくなってしまうのではつまらないもんね。あんなカフェがある団地、うらやましい。カフェを運営する人がでてくるといいな。団地の住民で運営してもおもしろいしね。もしくは、カフェをやるために井野団地に引っ越してくる人がいたりして…。