高円寺と京都

以前にこのブログで、KOSUGE1−16の土谷君がユースカルチャーのローカルなネットワークについて話していたことを書いたけど、そういうネットワークを実感することがつい先日の旅行であった。
僕は鹿児島に引越す前は新高円寺に住んでいた。高円寺にもよく遊びに行ってたし友だちもいたので高円寺の音楽シーンの情報は、とくに強く音楽に関心があるわけではなかった僕の耳にも入ってきた。どんなやつが何をしたとか、そんな噂が街のあちこちで飛び交いやりとりされてた。ところが、新高円寺から鹿児島に引越して、その御さらに引越して今は川崎に住んでいる僕にはそういう話は聞こえてこない。鹿児島はともかく川崎と高円寺って近いのか遠いのか。まぁローカルな音楽シーンとしては遠いってことだ。
ところが、高円寺の音楽シーンで何がおこっているかを、京都の友人がよく知っていたりする。それも、一人じゃなくて、まったく別のルートで複数。なるほどね。
結局、音楽もアートも、こういう現場にいる人の声がおもしろい。マスコミで流れる情報ってのはそれを100倍とか1000倍薄めたものだから、つまらなくてもしかたがないわけだ。
音楽的には、高円寺からは川崎より京都(といっても京都の一部だけどね。)のが近いというのが今回の結論。たしかに円盤なんて京都にあってもおかしくないもん。
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