4月の気になるイベント

4月は催しがたくさんおこなわれますね。僕が気になっているものをまとめて紹介します。詳細はURLから飛んで各サイトをご覧ください。

■ひかりのみず 佐野陽一展 /4月5日まで/switch point国分寺
http://www.switch-point.com/2009/0906sano.html
佐野さんは、造形大の大先輩。そして大好きな作家です。光をとりこんだ、光の塊りのような、あるいは写真がカメラそのものであるかのような作品を作っています。明日4月5日まで。

■2009年度 第五回造形現代芸術家展 Transmutation The 5th Zokei Contemporary Artists Show
2009年4月4日(土)〜4月25日(土)ただし日・祝は休館/東京造形大学附属横山記念マンズー美術館
http://www.zokei.ac.jp/museum/index.html
こちらも造形大関連。中西信洋はおすすめの作家です。これからまだまだ変わっていくし、おもしろい作品を作っていくはず。本人は自分のことを普通だと言いますが、なかなか変わった人です。アーティストでよかったなーというタイプ。中西君が建築家とかタクシー運転手だったらやばい。

■"Resonating light" 北城貴子展/Part1=4月3日(金)〜5月10日(日)、Part2=5月15日(金)〜6月14日(日)/sowaka(京都)
http://www.sowaka.co.jp/index.html
http://www.sowaka.co.jp/gl/wp-content/uploads/2009/03/clip5_2.pdf
北城さんの絵は見ると世界が違って見える程、世界観のある絵を描きます。佐野さんと同様に光の作家。キャンバスから光があふれそう。今回の展示は会期が2つに分かれていて、Part1がドローイング、Part2がペインティングです。

福岡伸一×大竹昭子 トークショー「いのちのふるまいを記述する方法 2」/4月10日(金)/青山ブックセンター本店
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200904/20090410fuku.html
これはおもしろそう。分子生物学を研究する福岡さんの視点は、ものすごく映像的。文章も達者です。そのへんの映画評論家なんかよりよっぽど動的イメージを語る言葉をもっている。大竹さんはステキな文章を書くステキな人。これには行きたい。アートにかぶれてアートバカになっちゃうとこういうのを見逃してしまうから注意しましょう。

■第31回西荻ブックマーク「すごい写真」を語る/2009年4月19日(日)/西荻窪スタジオマーレ
http://s1.shard.jp/nishiogi/nbm2.htm
大竹昭子さんのイベントをもうひとつ。大竹さんが写真の不思議さと面白さについて語ります。西荻ブックマークは本好きが集まって運営しているイベント。運営メンバーの音羽館さんは僕が東京でもっとも好きな古本屋のひとつです。

■もうひとつの森へ/4月18日(土)〜7月10日(金)/メルシャン軽井沢美術館
http://www.mercian.co.jp/musee/
佐々木愛さんが参加している企画展。佐々木愛さんはドローイングの線がステキな画家。豊かなイメージの絵を描きます。いつか佐々木愛のアートブックを作るのが僕の目標(もちろん勝手に思っているだけ。でも、いつかそういう企画をしたい)。

■『ネットでものを生み出すということ』(ワークスコーポレーション) 刊行記念トークセッション「技術とアイデアとそれ以外」/4月25日(土)/ジュンク堂書店池袋本店
http://www.junkudo.co.jp/event2.html
キターッ!山下陽光がついにジュンク堂トークします。ネットでものをつくる人として、トリオフォーの山下陽光君・大谷浩之君とIAMASの赤羽亨さんの3人に『ネットでものを生み出すということ』の著者松村慎さん加わっていろいろ話をするらしいです。
トリオフォーの映像は必見です。
http://www.youtube.com/watch?v=v2F9bFTkZik&feature=channel_page
http://www.youtube.com/watch?v=RPyWS17l-Wg&feature=channel
現代美術なんかより、ずーっとおもしろいことをやっています。まぁ、美術がおもしろくないといけないのか、というのはあるけどね。

えーと、とりこぼしもあるかもしれないけど、とりあえずこんなところでしょうか。おすすめのイベントばかりなのでチャンスがあったらぜひ足を運んで見てください。