山下陽光君が「美術手帖」で…、そしてジュンク堂で…

美術手帖」の最新号を山下陽光君が16ページも占拠している。いつもは「美術手帖」なんて買わないけど、さすがに買おうかなと思った。1600円するから、陽光君の16ページを1ページあたり100円で買うのに等しい。まぁ、それもいいかと思っていたら、本人のブログ(http://210.165.9.64/bashop/e/36c051f8a805aaa9f2beb484464e946a)にまずは買わないで立ち読みしてくれと書いてある。書店には迷惑な話だが、じゃあまずはと某書店で陽光君のページを開いてみると汚い字がのたうちまわっている。おいおい「トリオフォー新聞」か「NOPPIN新聞」と変わんないよ、この姿。読みにくい。と思ったら、あらら、そうでもなかった。実は慣れているのでした、陽光君の汚い字。そもそも、僕の字は陽光君より汚いし。
で、パラパラめくってたんだけど、おちついて読みたいから、その後図書館にじっくりすわって読んだ。うーむ、内容も「トリオフォー新聞」。100%山下陽光でした。いろんな人のエピソードが挿入されているんだけど、それも含めて陽光ワールド。僕は飯田裕之君のエピソード(高円寺に大仏の落書きをして、高円寺を本当に寺として完成させる)が好きです。あとは、陽光君のフワッとする感じがいいとか悪いとかじゃなくて気になる。
そんな山下陽光君が、僕が昔働いていた書店でなにやらやらかすらしい。
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20090425ikebukuro
http://www.wgn.co.jp/store/blog/item-538.html
いろいろ感慨深い。僕がジュンク堂で働いていたのは98年から99年くらい。10年くらい前。そのちょっと後、2000年に陽光君と初めて会った。高円寺で。すぐにこの人の性質はわかった。才能の塊、天邪鬼、飽きっぽい。う〜ん、よりによってジュンク堂で。予約しちゃったよ。