フリンジフレンジーが…

もう全然、元気がなくて僕がストップしていたフリンジフレンジーの編集をM1の畠中さんにお任せしました。畠中さんは仕事が早いのですぐにできるはず。
僕は淺井裕介君のことを書きました。自分の表現がずれていったのがおもしろかった。淺井君の結婚式の祝辞でうまく話せなくて、悔しいから思っていたこと、言いたかったことをブログに全部書いて、今回はそれをそのまま書いてもしかたないし、もっと全然違う形にずらしていった。
でも、気持ちのベースは同じ。淺井君の絵は大好きだし、淺井君のやっていることもいい。現場で考えて、迷って、悩んで、手を動かしている。その繰り返し。そして、現場で決めていく。
去年の僕が悪るかったのはそういう現場にいる時間が少なくなってしまったからなんだけど、そういう現場を学校でつくっていくもんだと思っていたんだよね。だって、読み書きだけだったら人文系のコースでいいじゃん。そしてコンピュータをいじっているだけだったら、理系の情報系でいいじゃん。やっぱり実験しないで書いている美学哲学系の論文はつまらない。アーティストが実験的なことをして研究者が考察(批評)するという分業が、美術と美術批評をつまらなくしている原因だと思う。まぁ、どうでもいいか。
おもしろ問いをたてる、おもしろい実験をする。おもしろい現場ができる。実験を観察して、考察して、書く。で、それが個人の行動の範疇でできることだったら、学校の意味ってあんまりないと思うけどね。
ともかく淺井君が絵を描くように、言葉を書き連ねていきたい。その部分は個人でできることだから今からでも巻き返せるわけだし。