Walkingプロジェクト青森

9月15〜18日まで青森に滞在。管研究室を中心に教養デザインの伊藤君と春から東大で教えるダニエラを加えたメンバーで青森を歩くという企画。これは明大の生田図書館GalleryZEROで行う書籍展示「WALKING 歩行という経験」に向けて、実際に歩いて歩行とは何か、そこで知覚できたことはなんなのかを考えるため。
なんといってもうれしかったのは、ゲスト・アーティストとして佐々木愛さんが参加してくれたこと。一緒に歩いてくれた。そして夜は連日の刺繍と銅版画のワークショップ。僕の至らぬ点があって、迷惑をかけたけどその状況を愛さんは引き受けてくれた。アーティストに過度に負担がかかるのは明らかによくないので、主催者側としては申し訳ない気持ちでいっぱい。でも、おかげで参加したみんなが充実した時間をすごすことができました。森のように深い愛さんの心に感謝です。すごく大きな借りができたので、いつか恩返しできるようにならないと…。
滞在中は国際芸術センター青森(ACAC)のスタジオを使用させていただいた。僕にとっては中西信洋君の取材で訪れて以来、4年ぶりの再訪。うれしい、うれしい。僕が日本で一番好きなアート関係の施設のひとつ。美術館とかギャラリーのほとんどに興味をもてない僕にとって、希望の場所。心の中で大切な位置を占めている。僕のわずらわしいお願いを聞いてくれた日沼さんをはじめスタッフのみなさん、ありがとうございました。
宿泊させていただいた青森公立大学の施設も使いやすくて最高の環境でした。
4日間のできごとは、すでに管先生のブログにアップされていますので、そちらをご覧ください。
http://monpaysnatal.blogspot.com/2009/09/blog-post_18.html
今回の青森滞在では僕もいろいろ考えることができたので、ときどき青森のできごとをブログに書いたり写真をアップしていくつもりです。
いろいろプログラムを詰め込みすぎたのは反省点。僕の失敗です。でも、3泊4日だとしかたないかな。1週間くらい滞在して、あらかじめ決まったプログラムは今回と同じくらいが理想だと思う。
途中、いろんなことがあったけど、みんなが協力して、主体的に動いてくれたことが一番うれしかった。やっと研究室らしくなった気がする。連鎖する予感。これで、12月の展示も可能性がぐっと広がった。
参加したみなさん、おつかれさまでした。
愛さんとACACのみなさん、本当にありがとうございました。そして、僕らの足が踏み歩いた青森の土地に感謝です。