法隆寺宝物館と「国宝薬師寺展」(東京国立博物館)

17日の深夜(というか18日早朝)、情報技術演習の課題を進めてから、N君、I君と学校を出る。3人でガストで食事。I君のキャラクター、超おもしろい。俳優としていける。だれか映画にしてほしい。

昼過ぎにおきて、東京国立博物館に。法隆寺宝物館の常設展示と平成館の特別展「国宝薬師寺展」を見る。宝物館はかっこいい。展示の方法もいいと思う。薬師寺展は…、展示品はいいんだけど全体的に違和感がある。結局、博物館ってよくも悪くも墓場みたいなもの。役割、機能としても墓場に似ていると思う。そういうことをいうといろいろ異論は出てくると思いますが、僕にとってはそんな場所。で、お寺にあるものを展示するのって、どうなのか?そもそも寺が墓場を管理していたりするわけだし…、いやそれは関係ないか。とにかくお寺で見た方がいいでしょっていう単純なこと。そもそも寺はなぜ、そういう古いものをいろいろ保管してきたのか。考えはじめると興味深い。博物館の中で、寺から切り離された仏像を見ていると、頭の中をシラケ鳥が飛んでいくんだよね。ごめんなさい、仏様。でも法隆寺宝物館はよかった。展示の意図も方法も全然違うからだろう。「薬師寺展」も展示品はおもしろいので、見るのにたっぷり時間がかかった。かなり疲れた。

疲れたのにもかかわらず、谷中周辺を散歩。谷中銀座、久し振りだがますます観光地化が進んでいるような…。うむむ…。言問通りはいいね。一見、殺風景なんだけどさ。だいたい名前がいいよ。Say Question通りってことでし?なんて哲学的な道。言問通りを往復するのは、すごい意味があるような気がする。あ、言問橋につながっているから言問通りで、意味があるのは橋のほうかも。たしかに橋には問いが似合う。

課題が残りすぎているのでスーパーデラックスはあきらめる。生西さん、ごめん。でも、音楽聴きたかったなー。もっと時間の使い方を工夫しないと。生田に戻ってアーカイブ・コンテンツ得論レポート。