彼らについていえること

名曲「2時間35分」で忌野清志郎は尊敬するシンガー、オーティス・レディングのように「ガッタ、ガッタ、ガッタ」と歌っている。

Bo GUMBOSの「Bo」はどんとが大好きなミュージシャン、ボ・ディドリー(Bo Diddley)の「Bo」だ。最初のレコーディングをニュー・オリンズのスタジオで行いボ・ディドリーと演奏した。

トータス松本サム・クックのことなら誰にも負けないと公言している。

僕が身をいれて聴いた音楽には、あらかじめ黒人の音が混ざっていた(もちろん他のいろんな音が混ざっていた)。
清志郎もどんともトータスも創始者ではなかった。彼らは積極的に先行世代の曲をプレイした。それによって、僕もより前の世代の音楽を聴く(つまりオーディオでプレイする)ようになった。
多くの人は、自分が好きなミュージシャンやアーティストを英雄として見て、その関係を続ける。でも、清志郎たちは違った。英雄と自分の関係を作りかえた。他人の歌を歌い再生した。そして、新しい自分の歌を歌った。再生と創造。

それにしても上のYouTubeで見れるボ・ガンボスの風車とステージはかっこいいです。あの風車を作ったのは…。

そして最後に…、トータスさん、長生きしてください。YouTubeに「いつも元気」が見つからなかったので、清志郎トータス松本で「デイ・ドリーム・ビリーバー」です。