週末の日曜美術館で別府現代芸術フェスティバルが紹介されるそうです。

大分の別府で行われているアートプロジェクト、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」が日曜美術館で紹介されるそうです。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0531/
僕はテレビのない生活をしているので見ることができませんが、ちょっと気になります。メインの招待アーティストとは別の、関連企画「混浴アパートメント」にはけっこう知っている人が参加しているからね。先日、プロジェクト関係者と電話で話したら、僕が知らない若い世代のアーティストががんばっているようです。やっぱり、こういうのは現場に行かないとわからない。残念ながら会期中に行くことはできないけど、昔の仲間ががんばっているのはうれしいです。
淺井裕介君と誓ちゃんもいい作品を作ったようです。
http://onsenwkwk.exblog.jp/8283085/
別府か〜。九州はいいよね。土地の力が強いもん。夏に鹿児島に行くのもやはりたのしみ。
桜島でがんばっていた仲間(別府のプロジェクトに参加している人も多い)はそれぞれに活動しています。みんなにとっても転換点だったと思う。
僕も鹿児島でいろんなことが変わった。そもそも鹿児島に引越す1年前、そんなことになるとは想像もつかなかった。鹿児島に住みはじめたとき、再び東京に戻り、しかも大学院に入るなんて思ってもなかった。
鹿児島の市街地はまぎれもない現代都市。フェリーに乗って15分間、錦江湾を行けば活火山の桜島。ゴツゴツとした溶岩の塊を見れば、地球の豊かさと強さに説得される。人のできることはごくわずかなことだと納得する。虚勢をはる必要はない。商品ではないその風景は金額を掲示してくることもない。誰の作品でもない自然の造形は理解や解釈を求めてこない。ただ見ていればいい。
鹿児島でなくても、いつか、また九州に住みたいと思う。