DC系の展覧会

生田のギャラリーゼロで行う「Walkingt展」がもうすぐ。これだけはまともな展覧会にしたい。三度目の正直ならぬ四度目の正直。
「すべての人が芸術家だ」といったボイスだったら絶対に学校で今までDC系がやってきた企画のない展覧会はしなかっただろう。絶対に、絶対に、絶対に。
学生をスポイルするだけの展覧会をおしつけて何が教育機関なのか。
けっきょくDC系って先生たちの趣味のアートスクールなのかな。だから企画のない展示をやってしまうのか。「Walking展」みたいな企画のある展示だって最初からできたはずなんだけど。
ボイスは世界を学んでいた。教師になってからは、学生たちとともに学んだ。世界を知覚し、どう関係するか、それが作品だった。
作品化するかどうかは別にして、日本でそういう感覚をもった教育者がいるとしたら管先生だと思ったからDC系に入ったわけで、アートとか展覧会の勉強をしたいわけじゃないし、それはもう試験を受ける前から話していたんだから、意味のない展覧会をやらせないでほしい。そもそも展覧会とかアートは宇野澤にやらせておけばいいみたいなのがおかしいし迷惑なだけだ。
DC系の宣伝だと思って引き受けていたけど、実態のない宣伝は宣伝にならないし、あんな展覧会はデュッセルドルフはもちろん、日本のどんな美大だってやらないだろう。もちろん悪い意味で。評価もできないし。いい作品を並べるだけなら、お金か人間関係があればできるんだから。いい作品といい展覧会は全然違う。
展覧会をやるなら本をつくるのと同じモチベーションでやってほしい。当たり前のことなんだけど。
とにかく、今度の「Walkingt展」は企画があります。まともな展覧会になりそうです。12月上旬からです。今しばらくお待ちください。